フランス、ベギャンセ社の角砂糖 「ラ・ペルーシュ キューブ」
1889年のパリ万博で金賞を取って以来、100年以上も愛され続けている逸品。
ひとつひとつのキューブが違った形で、不揃いで、その姿はキュート。
結晶の大きさと硬さはベギャンセ社独自の製法で、なかなか真似ができないのだそうだ。
サトウキビ100%の風味が良くて、私はこれをかじりながら濃いコーヒーを飲むのが好きだ。
で、こちらは同じくベギャンセ社の「ラ・ペルーシュ カソナード」。
未精製の粉砂糖だ。
ハチミツやバニラの香りがする豊かな味わいが特徴。
先日、「ラ・ペルーシュ キューブ」を納品したお客様から、
「いつもと違う大きな塊のがきたよ~」と交換依頼の電話をいただいた。
大きな塊って???と倉庫を見に行ったら、真相判明。
カソナードは粉砂糖だけれど、パッケージの中できっちり固められているのだ。
百聞は一見にしかず。
ミスは学習のチャンス・・・というわけです。
ところで、「ペルーシュ」とはフランス語で「オウム」のこと。
パッケージには原料のサトウキビが栽培されているカリブ海の風景と
枝にとまるオウムが描かれている。
このパッケージも懐かしさを感じさせてなかなかいい。 (和泉)