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vol.1 オリーブオイル

“オーリーオ・トスカーノ IGP” グレーべペーサ共同搾油所

グレーべペーサ共同搾油所は、ワインなどで有名なキャンティ地方のグレーべ川沿いにあります。
この搾油所に、各オリーブ農園がそれぞれ収穫したオリーブを持ち寄って搾り、各農園のオリーブオイルとして持ち帰ります。
その中で、特別の基準を満たしているオリーブだけを組合が買い取り、トスカーナの象徴的なオリーブオイルとしたものが、“オーリーオ・トスカーノ IGP”です。この基準を満たすオリーブとは、11月中に手積みで収穫した未完熟の酸度が1%~0.2%のものです。イタリアでは、一番搾りであっても酸度が1%以下でなければエクストラ・バージンとは呼べないのですが、この“オーリーオ・トスカーノ IGP”はそれよりはるかに低い0.5%以下を保っています。
 その名の示す通り、“オーリーオ・トスカーノ”は、さわやかな緑がかった香りとヒリッとした喉越し、そして切れの良い後味で、トスカーナ特有のオリーブオイルの特徴を全て兼ね備えています。

シェフに聞く

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『仙台国際ホテル 総料理長中村善二』氏に、実際に使って頂きその感想を伺いました。
 「とても良い風味。2005年産より若干苦味が増しているけど、それが逆に特徴を出しているよ。その特徴を掴んでしまえば、とても料理に合わせやすいね。」
 また、「出来上がった料理を主役とすると、このオリーブ油は名脇役といったところだろうね。まさに最高の引き立て役ですよ。」とも話して下さいました。
 そして、「こういった上質のオリーブ油を、一般家庭でもたまには使って欲しいね。特に、サラダを作る時のドレッシングには最高だよ。」と、勧めてくれました。
 話を伺っている最中に「これぞイタリアの食文化が育んだ調味料。歴史を感じますよ。」と何度も口にされていたのが印象的でした。

“オーリーオ・トスカーノ IGP”を使った料理

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このオリーブ油を使ってシェフに料理を作って頂きました。
 この料理のテーマはズバリ、『花見』だそうです。
 春のやっと暖かくなった空気感、みなぎる活力、花がほころぶ喜び、そして散っていく儚さ、それら情景を一皿の上で見事に表現されています。
 もちろん、このオードブル一品一品全てに、“オーリーオ・トスカーノ IGP”が使われているのは言うまでもありません。

~春爛漫のオードブル~

鹿島台トマトのクリスタルジュレ、ムース、シェセ
冷静スープパリソワ、プチレギューム
サラダ華道
ズッキーニに南仏の煮野菜プロシュート添え
フォアグラのパヴェ、ポルト酒のジュレ
ムール貝のマリネとサフラン風味のリゾット
帆立貝と蟹のテリーヌ
鯛のワイン蒸し、ライブオリーブのアンクルート
スモークサーモンの野菜のピックルス巻き

今回掲載したお料理は、実際に下記店舗にて召し上がれます。
『仙台国際ホテル メインバー ロイヤルアスコット』
提供期間:平成20年4月22日より5月31日まで *要予約(前日まで)
提供価格:税サ込み2.500円
営業時間:17:30~01:00(※日祝~24:00)

● お問い合わせ ●
『仙台国際ホテル』
〒980-0021
仙台市青葉区中央四丁目6番一号
Tel 022(268)1111(代表) Fax 022(268)3810
http://www.tobu-skh.co.jp

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