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玉松味噌醤油画像

vol.6 玉松味噌醤油

土産土法

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 近年、『地産地消』なる言葉をよく耳にするようになりました。これは、その土地でとれたものをその土地で消費するという意味です。では、『土産土法』とは。こちらは、その土地のその季節にとれるものを、その土地に伝わる調理法で料理して、食べることの意味です。このことは、旬のものを旬のまま美味しく食べるということであり、日本では昔からその土地の地形、気候、風土にあった食材が生産され、その土地の郷土料理として親しまれてきました。つまり、一番自然にかなっている食生活だという考え方でしょう。
 この『玉松味噌醤油』の信念、それが『土産土法』なのです。その辺りを『阿部信之 工場長』に伺いました。「古くから味噌、醤油作りは地域に根ざした産業だったはずです。それが、『土産土法』なのです。私たちが、幾ら商品開発を進めてアイテムを増やしても、この精神は大事にして行きたいし、伝えて行きたいのです。」

ゆずぽん酢醤油

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 今回特記でご紹介するこの『ゆずぽん酢醤油』も、『土産土法』の信念に則りそれを端的に現している商品ではないでしょうか。此処大河原は、蔵王連峰山麓の南斜面に位置し、入り組んだ地形のお陰で冬でも過ごしやすい温暖な気候になっています。そのため、『北限のゆず』として知られる樹齢100年以上、中には500年という樹も実生していました。そのゆずを丹念に絞った果汁のみを加えて出来上がったのが『玉松 ゆずぽん酢醤油』なのです。他の産地の果汁は一滴も加えていないというこだわりようで、そこには「その土地の産物を使うから、その土地の人々に愛される。」との信念が貫かれています。もともと、ぽん酢は西日本主流の食文化で使用されてきたもので、東日本には無かった味なのです。
 近年、流通により文化の交流がなされると東日本でも日常的に消費されるようにはなりましたが、味の好みの差は大きいようで、時に此処『玉松 ゆずぽん酢醤油』のゆず風味が穏やかなせいで西日本の方には物足りないと感じられることもあったそうです。しかし、「これが私たちの味なのです。これがこの土地の味なのです。」と、作り方は一切変えてこなかったそうです。この言葉が『玉松味噌醤油』の『土産土法』への信念を全て裏付けしているようでした。
 

初搾りゆずぽん酢

 今年実ったゆずの、絞ったばかりの果汁で仕上げた『初しぼりゆずぽん酢』が今年度も発売になりました。限定品で、その数4000本との事。ただ今申し込み順に発送をしている最中だそうで、申込はまだ受け付けているそうですが、数量に達し次第終了するとの事です。古くから伝えられてきた『土産土法』の精神を知る為にも、是非とも味わって頂きたい逸品です。お早めの申込を。

申し込み、お問い合わせ
玉松味噌醤油株式会社
宮城県柴田郡大河原町字町210
TEL0224-53-1107
E-mail tamamatsu@wood.odn.ne.jp
URL:http://www.umegaesou.com

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