奈良県産の珍しいトマトがいろいろ入荷した。
黄系は「イエローミディ」「クルーセイルイエロー」「クリームソーセージ」。
赤系は「レッドグレープ」「ジュリエット・ハイブリッド・トマト」
オレンジ系は「クラシカルオレンジ」「オレンジガーランド」・・・などなど。
継続して入荷というよりは、こんなのもありますよ~のスポット入荷。
その中でもこれは異色。
白いトマト、「ホワイトビューティ」。
ラベルの文章がユニーク。
「黄色くなれば、もっちり感、おいしいです。でもおいしくない白いトマトを是非楽しんで下さい。」
・・・・だって。 (和泉)
「アーティチョーク」。岩沼の「おおむらふぁーむ」から届いた。
和名は朝鮮アザミ。開花前の蕾の花托を食べる。
この姿を見ただけでは、いったいどこをどうやって食べるのかも判らない。
私が「アーティチョーク」を知ったのは30数年前(トシがばれるなぁ)、
伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」という本だった。
イラスト付きで食べ方が書いてあり、見た事もない西欧の食べ物として
強く印象に残った。
で、その後アーティチョークのマリネや缶詰を目にすることはあったが、
生の「アーティチョーク」を食べたのは昨年の事。
これが、あの「アーティチョーク」かと感慨ひとしおだった。
「アーティチョーク」、実に楽しいというか、愉快というか。
食べるところはほんとに少ない。食べた後には大量の皮が目の前に・・・。
でも、なんだかその食べる行為が愉快で、止まらなくなる。
ワイワイ仲間とワインを飲むときの前菜なんかにピッタリだと思う。
ちなみに中の柔らかい芯の部分をマリネにしたものはこれです。
ところで、伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」、若い頃の私のバイブルでした。
スパゲッティの食べ方なんていうのも この本から学んだのだった。
今読んでも面白い。 (和泉)
「仙台ソフト大長茄子」。もちろん宮城県産。
なにしろ、長~~~い。
普通の茄子の3倍。30cmの長さを持つ。
ソフトの名のとおり、果肉は柔らかい。
軽く塩でもんで生食もできる。
この長さを生かした調理も面白いのでは。
縦に4つ割してグルグル巻いて「トルネード焼き」とか??
それはともかく、宮城の特産として、評判いいです。 (和泉)
梅雨に入り、曇り空が続く今日この頃、気分を明るくするきれいな花を。
食用花「エデブルフラワー」のご紹介。
いろいろな花がミックスされているタイプ。写真はスミレ科の「ビオラ」。
「デンファーレ」、蘭ならではの華やかさ。
「ベルローズ」、バラ科。
これは少し趣が違う。「金魚草」、金魚の形に似てるから。和食で使われる事が多い。
いかかでしょう、少し気分が晴れるかな? (和泉)
蓮(はす)の実。乾燥させたもの。
グーグル国語辞典によれば、
「蜂の巣に似た半球形の花托の穴から、黒く熟した実が跳ね落ちる。」のだそうだ。
秋の季語でもあるらしい。
そういえば、友人から「ポンって音がするのよ」と聞いた事があるような気がする。
水で戻してから甘露煮やあんこにしたり、ご飯と一緒に炊いて蓮の実ごはんも。
気持ちを安らかにする効果があると言われている。 (和泉)
山形産のフルーツだけで作ったシロップ煮。
「やまがた フルーツの恵み」という名前がつけられた。
ラフランス、白桃、黄桃、りんごを大きめのダイスカットにして軽~い甘みで煮てある。
甘すぎないので、そのまま食べてもおいしい。
フルーツロールケーキとか、タルトにもよさそうだ。
冷し固めたら上品な味の冷菓になりそう。 (和泉)
「ロメインレタス」
エーゲ海のコス島で作られていた事から「コスレタス」とも呼ぶ。
白菜のような形のレタス。
葉は肉厚で、サクッとした歯ざわり、味は爽やか。
これは岩沼市の おおむらふぁーむ から届いたもの。
採れたてのシャッキシャキです!! (和泉)
宮城県栗原市で作っている「パプリカ」。
これから12月頃まで入荷する。
張りがあってピッカピカです。 (和泉)
宮城県登米市南方の果樹園で作られている「佐藤錦」。
山形産にひけを取らないおいしさ。
宮城のフルーツ、もっと知りたい!紹介したい!! (和泉)
夕張メロンが初入荷。
毎年、東京の初セリでの驚くような価格がニュースになる。
根強い人気の季節限定、赤肉メロンだ。
左側は静岡クラウンメロン。
「山」と呼ばれる高いランクのもの。
クラウンメロンはシールに生産者番号が印刷されており、誰が作ったのかがわかる。
おいしいのに出会ったら、また同じ生産者のメロンを探すこともできる。
ちなみに、これは渥美正幸さん作。品評会では上位入賞の常連の方だそうだ。
メロンの食べ頃は、外皮が黄色味をおびてきて、いい香りを放ち、
お尻の部分をそっと押してみて柔らかくなった頃という。
ヨシッ、私も奮発して渥美さんのメロンを買おう。
食べ頃を見極め、高級メロンを味わってみよう。 (和泉)