EXヴァージンオリーブオイル 「キャンティ・クラッシコ D.O.P」
昨年名前が変わりました。以前の名前は「オーリーオ・トスカーノ I.G.P」
厳選良品ページで特集したことのある逸品。
イタリア、トスカーナ州キャンティ地方の原産地呼称保護品(D.O.P)に
認定された為の改名です。
私が初めてこの美味しいオリーブオイルに出会ったのは、かれこれ20数年前、
「ポッジョ・キャンティジャーノ」という名前だった。
それから、トスカーナの象徴的なオリーブオイルと認められ「オーリオ・トスカーノI.G.P」となり
そして栄えある今回の「キャンティ・クラッシコD.O.P」。
出世魚ならぬ出世オイル・・・か?
ず~~っと長い間使っていても、飽きることのない本当に素晴らしいオリーブオイル!!
(和泉)
「太白胡麻油」
普通の胡麻油は胡麻を焙煎してから絞るので、濃い色と、特有の香りをもつ。
それに対して「太白胡麻油」は焙煎せずに絞る。
それで、こんな風に淡い色で、胡麻の香りもほとんどない胡麻油が出来上がる。
普通に使える上等な、おいしい油だ。
中華鍋とこの「太白胡麻油」を使って、目玉焼きを作る。
熱くした大きな中華鍋の真ん中に卵を割り入れ、ごく弱火にしてじっと待つ事、2~3分。
まん丸つやつやのサニーサイドアップが出来上がる。
それを熱々のご飯の上にのっけて醤油をたらし、黄身をこわしながら食べる。
おいしいんだ、これが。 おかわりっ!!
けれど、またじっと3分間待たねばならないのがツライ。 (和泉)
フランス産トリフオイル。
黒トリフの香りをひまわりオイルに封じ込めたもの。
1、2滴おとしただけで、トリフの香りが楽しめる。
パスタやリゾットに気軽にどうぞ。 (和泉)
スペイン産のオリーブオイルに国産の本わさびをブレンドしたオイル。
マグロのカルパッチョなどには最適だ。
豆腐をこのオイルと塩で食べてもおいしそうだ。
カネクというわさびのメーカーの物なので、わさびの味は保障付き。
ベーシックなフレンチドレッシングを作っておいて、素材によってハーブ山葵を加えてアレンジするというのがよさそうだ。 (和泉)
イタリア産のレモンオイル。エクストラバージンオリーブオイル99%とレモン抽出液1%で作られている。
どんな風に使うのかしらと気になっていたら、今の季節にピッタリのレシピを見つけた。
「桃と生ハムのカッペリーニ」。
桃も生ハムもバジルペーストも奇跡のように我が家にあるではないか!
これはもう作るしかないでしょ!!
ということでレモンオイルとカッペリーニを買って帰った。カッペリーニは「天使の髪」とも呼ばれる極細のパスタ。
ゆでたカッペリーニを冷しながら、バジルペーストを加えたフレンチドレッシングであえて、桃と生ハムをのせる。最後にレモンオイルをタラ~リと回しかけて風味づけ。
レモンオイル、冷製パスタによく合います。白身魚のカルパッチョにも良さそう。たとえば、スープの最後に数滴落としたらレモン風味のさっぱり味になるかしら?
いろいろ楽しみがふくらむ。 (和泉)
フーディングプロデューサーの武藤政寿さんから、6月7日のブログで紹介したオリーブオイル「ウ・トラッピトゥ」の感想メールが寄せられた。武藤さんは当ホームページ作成でもお世話になっている方。以下はそのメールから。
☆☆☆☆☆☆☆
真っ先に感じるのは、香りが非常に強い。未完熟の青い実の香りがする。それも葉と枝が付いたまま、数個一緒のところに顔を埋めた感じを抱く。通常のオリーブオイルは、鼻を包み込むように香りが立つが、このオリーブオイルの香りは直線的に鼻腔に届く。
口に入れた瞬間、優しく、まろやかで、上品な極上のオリーブオイルの液体を感じるが、次の瞬間には淡雪を口に含んだ時の様に跡形もなく消えてゆく。しかし、すべて消え去ったかというとそうではなく、舌や上あごの内側に「青(緑)色」を連想させる味わいが、薄いオブラートのように張り付いて何時までも持続する。時間が経つに連れ、枝をかじった時のような、渋みや辛味を伴った味へと変化する。
一般的なイタリアのそれとは別格な、繊細さがとても特徴的なこのオリーブオイルは、やはり熱を加えないで生で使うのが良いであろう。旬の野菜を炭火で素焼きにしたものなどが合いそうである。他には、薄造りにした白身魚にも相性が良いかもしれない。いずれにしても、素材や調理の仕方を吟味しないと、このオリーブオイルの良さは発揮出来ないと感じた。
☆☆☆☆☆☆☆
とても丁寧に味わって、表現してくださった。こんな風に食材と向かい合ったら、また面白みが増すなぁと感じ入った。
ところで、「ウ・トラッピトゥ」。好評のうちに販売し、追加発注したら、輸入元の稲垣商店でも500mlは完売、残るは小瓶のみとの事。やはり都内のレストランなどで入荷を待っていたお客様がいたのだろう。シェフたちはそれぞれの厨房で、このオイルをどんな風に味わい、感じ、そして料理に生かしてしるのだろうか。
・・・想像がふくらむ。 (和泉)
へーゼルナッツオイル、日本名は食用はしばみ油。
フランス産である。フランス風にいうと「オイル・ド・ノアゼット」である。
雑誌をめくっていたら、ある建築家が紹介していて目に留まった。
蒸した野菜に塩とこのへーゼルナッツオイルをかけて食すのだそうだ。
パリで買って以来のお気に入りと書いてあった。
パリに行かずとも、ほまれフーズの棚にもあるのですよ。
香り高いオイルだから温野菜においしいに違いない。
いつものオリーブオイルに変えて使ってみようかな。 (和泉)
「北のオイルと南のオイルを3本づつ下さ~い」といつも明るく注文してくださるのは、静岡、西伊豆にある民宿「かいとく丸」の女性シェフ貴和子さん。「かいとく丸」はお料理がおいしいことで評判の民宿だ。
北のオイルとは写真左の「オーリオ・トスカーノ」。その名のとおりトスカーナ地方のもの。ほまれフーズ厳選良品でも特集したキリッとした風味のおいしいオリーブオイルだ。
南のオイルは写真右の丸い瓶「ウ・トラッピトゥ」。シチリア島で作られているオイル。昨年は生産量が少なくて日本に入ってこなかったのだが今年入荷。
「ウ・トラッピトゥ」の味の印象は一言で言うと、エレガント!!
輸入元の稲垣商店の説明には 「今までのいわゆるイタリア的なオリーブオイルとはかなり感じの違った非常に繊細な新しいタイプのオイル。特に加熱せずに生で用いるとその特性が最大限に発揮される。野菜料理や魚料理にといろいろな料理に合うが、特に日本料理などには新たなハーモニーが生まれる。」 とある。
「オーリオ・トスカーノ」と「ウ・トラッピトゥ」、好対照でそれぞれに素晴らしい。かいとく丸の貴和子さんもその両者の個性にほれ込んで使い分けているのだ。
さて、今年の「ウ・トラッピトゥ」はどんなだろう。開けるのが楽しみだ。 (和泉)