「ゆずこしょう」。
ゆずと唐辛子と塩だけで作る日本が世界に誇る(!?)香辛料というか、薬味だ。
すがすがしい香りと辛さがすばらしい。
九州の名産品として有名で、唐辛子なのに「こしょう」というのは九州の方言だそうだ。
瓶入りの青いのが九州大分産。
赤い袋入りは県内大河原町産で北限のゆずを使った物だ。
色の違いは赤唐辛子を使うか青唐辛子を使うかの違い。
ゆずこしょうの用途はずいぶん広がっているように思う。
無添加でシンプルだからアレンジしやすいのだろう。
白身の刺身やカルパッチョにもいいし、カキ酢の薬味にも。
もちろん温かいうどんや鍋にも大活躍。
そういえば、先日「ゆずこしょう風味の和風オムライス」というのを食べたなぁ。
あっさり、すっきりしていて結構なお味でした。 (和泉)
土鍋で炊いたご飯は格別おいしい。
加熱の時間も20分ほどで、炊飯器より短い。
炊き方だってぜ~んぜん難しくない。いいことづくめ。
けれどひとつだけ困ることがある。
沸いてくると、ふたの穴からシューっと勢いよく蒸気が飛び出し、
あたり一面がビショビショになるのだ。
仕方がないので、周りに新聞紙を敷いたりして対処していた。
なんだか情けない光景である。
しかし、最近になって、その防止法を知った。
折りたたんだアルミホイルをふたの間にはさむのだ。
あ~ら不思議!!蒸気が飛び散らない。
以来、気軽に土鍋でご飯を炊いている。 (和泉)
イタリア、シチリア島で作られているチーズ「カチョカヴァロ」。
カチョはチーズを、カヴァロは馬を意味する。
2個1組で左右にぶら下げて熟成したことが、馬の鞍から垂れ下がっているような形だったことから
名づけられたと言われている。
写真のカチョカヴァロは丸森チーズ工房のもの。1個500gぐらい。
3週間熟成のもので、そのまま食べると、穏やかな味だ
厚めにスライスして焼いて食べると風味が増しておいしい。強火で短時間。
食感が他のチーズを焼いた時とはちがう。
蓮根やじゃがいもなど根菜を焼いたのと一緒に食べてみたい。 (和泉)
このマンゴー、驚くなかれ、仙台産なのだ!!
ドラゴンフルーツを作っている市内の農園で栽培された物。
甘みの強いアップルマンゴー系のマンゴーでサイズも大きい。
十分な甘みとかすかな酸味がある。香りは少し控えめかなぁ。
いまのところはまだ販売するほどの収穫はできないそうだが、
近い将来、マンゴーの地産地消が実現するかもしれない。 (和泉)
長野産の「バイリング茸」。
白霊茸、雪嶺茸とも呼ばれる、中国原産のきのこ。
呼び名も姿も、霊験あらたかな感じがするではないか。
この「バイリング茸」と「エリンギ茸」を掛け合わせたものが、「秋田大王茸」だ。
近年、きのこの交配・栽培が盛んでどんどん新品種が登場し、定着している。
きのこの相関図が複雑になっていく分、私たちの楽しみも増えるというものだが、
天然きのこを口にする機会は減ってきている。
昔、近所のおじさんが山から採ってきてくれた、天然の雑きのこを懐かしく思い出す。 (和泉)