秋も深まり、キノコが続々入荷している。
きれいな黄金色は「たもぎ茸」。山形で栽培されているもの。
続いて天然のきのこ3種類。
「むらさきしめじ」。
「はつ茸」。
「くり茸」。
天然きのこは形が不揃いだし、掃除も必要。でもやっぱり香りや味はいい。 (和泉)
空き箱を捨てられないタチである。
気に入った瓶・缶・紙箱は捨てずに使い、それがまたうれしい。
そしてまた見つけてしまった、かわいい箱。
「ポン・レヴェック」220g。フランス産のウォッシュタイプのチーズ。
「エポワース」より生産量が多いので、ほまれフーズの定番として 在庫している。
価格も求めやすい。
チーズの箱は経木の厚いような木の皮をホチキスで止めただけの簡単な作り。
そこがまたいいのである。
軽い箱には軽いもの、 お菓子のリボンや結び紐(これがまた捨てられない!!)、
切手やシールなどを入れるのにいい。
この「ポン・レヴェック」の空き箱に爪楊枝を入れている人がいた。
素材が一緒でよく似合っていた。
中身を楽しんだ後に空き箱も楽しめる「ポン・レベック」、いかがでしょう。 (和泉)
昨日入荷のフルム・ダンベールは125gにスライスされていたけれど、
本日は1/4カットの物が入荷した。
直径14センチ、高さ5センチほどで、約 450g。
やっぱりこちらの方がおいしそうだ・・・と言っても、銀紙を開けてみるわけには
いかないので残念。
乾燥してザラついた外側と、青かびが入ったなめらかな内側の対比がいい感じで
おいしいチーズなのです。 (和泉)
「フルム・ダンベール」。フランスの青かびチーズ。
マイルドで食べやすいブルーチーズだ。
アンベール地方のフルムという意味で、フルムはラテン語のforma(型)がなまったもの。
フランス語のフロマージュ(チーズ)はフルムが語源と言われているらしい。
フルム・ダンベールが入荷したと聞いて写真を撮ろうと行ったらば、薄いパックに入っていて
驚いた。
私の知っているフルム・ダンベールは円柱状の物だったから。
それを使いやすい量、125gにスライスして包装してあるというわけだ。
なるほど、使いやすいけどねぇ、ちょっと趣きに欠けるかなぁ。 (和泉)
フランス産トリフオイル。
黒トリフの香りをひまわりオイルに封じ込めたもの。
1、2滴おとしただけで、トリフの香りが楽しめる。
パスタやリゾットに気軽にどうぞ。 (和泉)
「ゆずこしょう」。
ゆずと唐辛子と塩だけで作る日本が世界に誇る(!?)香辛料というか、薬味だ。
すがすがしい香りと辛さがすばらしい。
九州の名産品として有名で、唐辛子なのに「こしょう」というのは九州の方言だそうだ。
瓶入りの青いのが九州大分産。
赤い袋入りは県内大河原町産で北限のゆずを使った物だ。
色の違いは赤唐辛子を使うか青唐辛子を使うかの違い。
ゆずこしょうの用途はずいぶん広がっているように思う。
無添加でシンプルだからアレンジしやすいのだろう。
白身の刺身やカルパッチョにもいいし、カキ酢の薬味にも。
もちろん温かいうどんや鍋にも大活躍。
そういえば、先日「ゆずこしょう風味の和風オムライス」というのを食べたなぁ。
あっさり、すっきりしていて結構なお味でした。 (和泉)
土鍋で炊いたご飯は格別おいしい。
加熱の時間も20分ほどで、炊飯器より短い。
炊き方だってぜ~んぜん難しくない。いいことづくめ。
けれどひとつだけ困ることがある。
沸いてくると、ふたの穴からシューっと勢いよく蒸気が飛び出し、
あたり一面がビショビショになるのだ。
仕方がないので、周りに新聞紙を敷いたりして対処していた。
なんだか情けない光景である。
しかし、最近になって、その防止法を知った。
折りたたんだアルミホイルをふたの間にはさむのだ。
あ~ら不思議!!蒸気が飛び散らない。
以来、気軽に土鍋でご飯を炊いている。 (和泉)
イタリア、シチリア島で作られているチーズ「カチョカヴァロ」。
カチョはチーズを、カヴァロは馬を意味する。
2個1組で左右にぶら下げて熟成したことが、馬の鞍から垂れ下がっているような形だったことから
名づけられたと言われている。
写真のカチョカヴァロは丸森チーズ工房のもの。1個500gぐらい。
3週間熟成のもので、そのまま食べると、穏やかな味だ
厚めにスライスして焼いて食べると風味が増しておいしい。強火で短時間。
食感が他のチーズを焼いた時とはちがう。
蓮根やじゃがいもなど根菜を焼いたのと一緒に食べてみたい。 (和泉)
このマンゴー、驚くなかれ、仙台産なのだ!!
ドラゴンフルーツを作っている市内の農園で栽培された物。
甘みの強いアップルマンゴー系のマンゴーでサイズも大きい。
十分な甘みとかすかな酸味がある。香りは少し控えめかなぁ。
いまのところはまだ販売するほどの収穫はできないそうだが、
近い将来、マンゴーの地産地消が実現するかもしれない。 (和泉)
長野産の「バイリング茸」。
白霊茸、雪嶺茸とも呼ばれる、中国原産のきのこ。
呼び名も姿も、霊験あらたかな感じがするではないか。
この「バイリング茸」と「エリンギ茸」を掛け合わせたものが、「秋田大王茸」だ。
近年、きのこの交配・栽培が盛んでどんどん新品種が登場し、定着している。
きのこの相関図が複雑になっていく分、私たちの楽しみも増えるというものだが、
天然きのこを口にする機会は減ってきている。
昔、近所のおじさんが山から採ってきてくれた、天然の雑きのこを懐かしく思い出す。 (和泉)
秋の味覚、栗。
栗ご飯もいいけれど、ゆで栗を割ってスプーンですくって食べるのが好きだ。
割ってはすくい、割ってはすくい・・・、至福に浸りながら、黙々と。
そのおいしさを一口でパクッといただけるのが「栗きんとん」という和菓子。
「栗しぼり」という名前で出しているお店もある。
原材料は栗と砂糖だけ。
キュッと布巾で絞っただけのシンプルなお菓子。
「栗きんとん」ひとつは栗何個分だろう。
今年も秋になっちゃたなぁ、としみじみしながらも、1個で止められず2つ目に手が伸びる
いまだけの「おいしい」。 (和泉)
フランス、ブルゴーニュ地方のチーズ、「エポワース」。
チーズの分類でいうと、ウォッシュタイプ。
マール酒を加えた塩水で何度も洗う。熟成の度合いで表面のオレンジ色が濃くなっていく。
マールの香りとウォッシュタイプならではの味の強さがあって、しり込みする人もいるが
「エポワース」は味に品がある。おいしいです。
美食家ブリヤ・サヴァランが「チーズの王者」と賞賛し、ナポレオンが好んで食べたという。
二度の世界大戦で製造が途絶えたのを、1950年代にエポワース村のベルトー氏が
復活させたのだそうだ。
こんなおいしいチーズが途絶えなくてよかったなぁ。 (和泉)
近頃、しめじの仲間が増えている。
まずは、「ぶなしめじ」。100gにパックされたものと、1株パック(約170g)のもの。
これが一番ポピュラーで、出荷量も多い。
続いて「ブナピー」。ぶなしめじを改良して作られたホワイトしめじだ。
苦味がなく食べやすい。
「ブナピー」の「ピー」は歯ごたえプルンプルン( Pulun ) のピー(P)だそうな。
こちらのふたつは「はたけしめじ」。
左は宮城県産の「ふうた」。風味がいいのでこの名前になったそうだ。
右は株)雪国まいたけが生産している「丹波しめじ」。新潟産。
名前は違うがどちらも「はたけしめじ」。
おまけに「バラしめじ」。
バラは株についていなくてバラバラだから・・・。勝手につけました。
ぶなしめじのお徳用品。
普段に食べるきのこは、いろんな種類を混ぜて調理すると旨みが増すように思う。 (和泉)