秋の味覚、栗。
栗ご飯もいいけれど、ゆで栗を割ってスプーンですくって食べるのが好きだ。
割ってはすくい、割ってはすくい・・・、至福に浸りながら、黙々と。
そのおいしさを一口でパクッといただけるのが「栗きんとん」という和菓子。
「栗しぼり」という名前で出しているお店もある。
原材料は栗と砂糖だけ。
キュッと布巾で絞っただけのシンプルなお菓子。
「栗きんとん」ひとつは栗何個分だろう。
今年も秋になっちゃたなぁ、としみじみしながらも、1個で止められず2つ目に手が伸びる
いまだけの「おいしい」。 (和泉)
フランス、ブルゴーニュ地方のチーズ、「エポワース」。
チーズの分類でいうと、ウォッシュタイプ。
マール酒を加えた塩水で何度も洗う。熟成の度合いで表面のオレンジ色が濃くなっていく。
マールの香りとウォッシュタイプならではの味の強さがあって、しり込みする人もいるが
「エポワース」は味に品がある。おいしいです。
美食家ブリヤ・サヴァランが「チーズの王者」と賞賛し、ナポレオンが好んで食べたという。
二度の世界大戦で製造が途絶えたのを、1950年代にエポワース村のベルトー氏が
復活させたのだそうだ。
こんなおいしいチーズが途絶えなくてよかったなぁ。 (和泉)
近頃、しめじの仲間が増えている。
まずは、「ぶなしめじ」。100gにパックされたものと、1株パック(約170g)のもの。
これが一番ポピュラーで、出荷量も多い。
続いて「ブナピー」。ぶなしめじを改良して作られたホワイトしめじだ。
苦味がなく食べやすい。
「ブナピー」の「ピー」は歯ごたえプルンプルン( Pulun ) のピー(P)だそうな。
こちらのふたつは「はたけしめじ」。
左は宮城県産の「ふうた」。風味がいいのでこの名前になったそうだ。
右は株)雪国まいたけが生産している「丹波しめじ」。新潟産。
名前は違うがどちらも「はたけしめじ」。
おまけに「バラしめじ」。
バラは株についていなくてバラバラだから・・・。勝手につけました。
ぶなしめじのお徳用品。
普段に食べるきのこは、いろんな種類を混ぜて調理すると旨みが増すように思う。 (和泉)