真空パックのビニール越しに写っているのは青森県産「アピオス」。別名「ほどいも」ともいうマメ科の野菜。大きさは、ばらつきがあるが3センチ~4センチほど。
小さいがジ~ッと見ていると表面からは力強さが伝わってくる・・・・ような気がする。それもそのはず、この「アピオス」、すばらしい栄養成分を持つらしい。じゃがいもに比べて鉄分は4倍、繊維質は5倍、たんぱく質6倍、カルシュウムはなんと30倍!!
味はどうなのか・・・。「爽やかに甘く、アズキに似た風味」なのだそうだ。
「・・・だそうだ」では申し訳ない。次回入荷時には是非食べてみようと思っている。 (和泉)
常温倉庫内でのスナップ。
後方の「千鳥酢」は京都にある老舗、村山醸酢の米酢。おいしい酢として有名だ。料理本や雑誌の特選調味料特集などでもよく目にする。
片や、「金紋酢」は一般にはあまり知られていない。新しいお店からの引合で入荷した。製造元は岐阜の内堀醸造。こちらも創業明治8年の老舗で上質な酢を作っている。
「金紋酢」は酒かすと米を使って作られる。酢の分類としては穀物酢になる。お値段も高くない。
「おだやかな香りと酸味で、しかもコクがあり、この酢をずっと使い続けているお店や料理人も多いのです。」とは内堀醸造の方の話。確かに注文いただいたお店の料理長も、以前いた関東のお店で使っていたので、とおっしゃっていた。
味を受け継いでゆくということに、調味料は大きな役割をもつ。 (和泉)
春はパープル・・・・・なのか?
相次いで紫の野菜が入荷した。北海道産「パープルアスパラ」と茨城産「紫カリフラワー」。
パープルアスパラは加熱すると紫色は少しあせてしまうそうだが、グリーンアスパラに比べて味が濃くおいしいらしい。
紫カリフラワーは加熱しても変色せず、紫色を楽しめるそうだ。
カリフラワーのリゾットが好きででよく作るが、この紫カリフラワーを使えばパープルリゾットができるのかな?白いお皿にきれいだろうなぁ。 (和泉)
コンピュータの納品予定一覧表をながめていたら、「鮫肌わさびおろし」という一行を見つけた。
いやぁ~、いくらほまれフーズが食に関するあらゆるものを探すと言ったって、それはないでしょ!!だいいち、鮫肌じゃぁ、わさびはおろせないでしょ!!
と、突っ込みを入れて、お客様には無事「さめ皮おろし」を納品しました。
写真は我が家で愛用のさめ皮おろし。自宅で本わさびをおろして使うのは、とびきりの贅沢だなぁと思う。高級牛肉ををいただく時(そんなのは年に一度あるか、ないかだけど)より、贅沢している気がする。
1本が大きなものだと、値段もはるし使いきれない。さめ皮おろしの出番は少なかった。でも、宮城県産やくらいわさびが入荷するようになってからは、出番がふえた。3Sサイズの小さい本わさびがあるからだ。1本200円未満の贅沢。
お刺身の時はもちろんだけど、ご飯の上に本わさびをおろして海苔をちぎってのせて、熱いお茶を回しかけ、サラサラとかきこむお茶漬けの香り高いおいしさよ。小さい小さい飯茶碗で何杯もいただきます。 (和泉)
大きいものは笠の直径が10センチもある。まさに大王の名にふさわしい貫禄だ。
秋田大王茸(ダイオウダケ)は「エリンギ」と中国産高級きのこ「バイリング茸」を掛け合わせて作った新品種のきのこ。
エリンギの歯ごたえを残しつつ、陸のアワビと呼ばれるバイリング茸の柔らかな食感が出ていて大変おいしい。
焼いてよし、炒めてよし、煮ても、揚げても。 (和泉)