今年もフランスから空輸便で到着しました。 野生のアスパラ、「アスパラ・ソバージュ」。
風にそよぐような、やさしい姿と、繊細なグリーンがうつくしい。
5月のこの時期わずか2~3週間のお楽しみ。 (和泉)
熊本産ばってんなすが入荷した。
普通のなすよりずいぶん小さい。水なす系統の新品種。水分が多く柔らか、甘くて、あくも少ないので、そのままサラダにも。もちろん浅漬け、さっと煮てもおいしそうだ。
市内のお客様にお届けしたが、気に入っていただけたようでまた御注文をいただいた。よかった。
(和泉)
南イタリアのカラブリア州は唐辛子の名産地だそうだ。
その地方で作られている独特のソフトサラミがこの「ンドゥイヤ」。先月のモンテ物産が主催したイタリア料理講習会で初めて食した。ンで始まる発音しにくい名前とともにその激辛なおいしさが記憶に残った。
サラミといっても、腸詰の皮を破ると中は豚肉のパテ状で、唐辛子のあらみじん切りが種ごとたっぷり入っている。口に入れると熟成した肉の旨みとキ~ンとした辛味が広がる。そのままカナッペにするだけでなく、旨み調味料として、トマトソースや野菜料理に加えたりもするらしい。
その「ンドゥイヤ」をメニューに載せているお店がある。
アエル近くに先月オープンした「駅前イタリアンバール ベヴィトーレ」。
友人を誘って行ってみた。お目当てはもちろん「ンドゥイヤ」。生ハム、サラミ、生ベーコンなどの盛り合わせとして供されていた。赤のグラスワインと一緒にいただいた。やっぱり・・・ うまい!!
私に話だけ聞かされていた友人も、「うわぁ、こんなの初めて、おいしい~」と喜こび、「ンドゥィヤ」単品でおかわり。帰り際、挨拶がてら店長の門間さんとお話したら、「ベヴィトーレ」ではスパゲッティペペロンチーノにも「ンドゥイヤ」を使っているらしい。贅沢な使い方だ。
「駅前イタリアンバール ベヴィトーレ」は街角という言葉がピッタリのたたずまいと、いい雰囲気を持つお店だ。気がつくと席は全部うまっていて、皆それぞれ小皿料理をつまみ、ワインやビールを片手に週末の時間を楽しんでいるようだった。毎日お届けしている食材がお役に立っているようで、うれしかった。 (和泉)
知らなかった~。アンデスメロンの名前の由来が「安心ですメロン」だったなんて。南米のアンデスだと思っていた。周りに聞いたら「知ってましたよ」だって。そうなの・・・、業界では常識なのね。
写真の上ふたつは静岡メロン。 アンデスメロンは断然お安い。そういう意味でも「アンしんデスメロン」なのかな?
静岡メロンにはランクがあって、高い方から「富士」「山」「白」「雪」の順番だ。さすが静岡だけあって、富士山にちなんだ等級名だ。
写真はふたつとも「白」。右の方が小ぶりだけれど、ネットがきれいに入っていて味も良いそうだ。
メロンは見た目も大事。 (和泉)
写真がピンボケですみません。
これが噂の「吸塩植物」、バラフだ。アフリカ原産の多肉植物で佐賀県で栽培されている。生産者、出荷者の違いで「バラフ」「アイスプラント」「プッチーナ」と違う名前をもつが同じ物。
葉や茎の表面にキラキラ水滴のようについているのは、根から吸い上げた塩分などを細胞に蓄えたもので、食べるとほのかな塩味がする。食感はシャリシャリとしてすがすがしい。生でそのまま肉や魚の付け合せにしたり、サラダのトッピングに面白い。何しろ、見た目も味も食感も他にはない、バラフならではのものだ。
毎日少しづつ築地市場から入荷してくる。是非一度お試しを。 (和泉)