最近売れている「あかもくうどん」。
音だけ聞くと赤みがかった麺を想像するが、麺の色はうすいサンドベージュ。
「あかもくうどん」は松島湾で採れた海藻あかもくを粉にして練りこんだおいしい健康麺。
製造したのは白石温麺でも知られる宮城県南、白石市の老舗製麺所。
海藻あかもくは地方によっては「ギバサ」とも呼び、食物繊維(フコイダン)・ポリフェノールを
豊富に含む。
特にヌメリ成分のフコイダンが他の海藻の数倍含まれ、体の抵抗力を高める優れた
機能性天然食材として注目されているのだそうだ。
「あかもくうどん」をゆでて、以前紹介した「ギバサのわさび醤油漬」と和えて食べたら
鬼に金棒!・・・か? (和泉)
「ギバサのわさび醤油漬」
青森県西津軽郡深浦町から届いた新商品。
「ギバサ」とは、「あかもく」というホンダワラ科に属する海藻で、
「ギバサ」「ギンバソウ」「神馬草」「ながも」など、地域によって呼び名が違う。
通常は乾燥させて保存し、食べるときに水で戻して調理する。
シャキっとした食感と粘りが特長。
ポリフェノールやフコイダン、各種ミネラルを豊富に含む点も注目されている。
さて、「ギバサのさわび醤油漬」、まず強い粘りに驚く。
シャキシャキの食感と、青森産わさびの葉や茎のさわやかな香りがいい。
そのまま、酒のあてにもいいし、冷奴や湯豆腐の薬味にもよさそう。
うどんやそばにからめて食べてもおいしそう。
短冊に切った長芋にからめてもいいかもしれない。
私はご飯にのっけていただきました。ご飯がすすむ、すすむ。 (和泉)
大震災後1ヶ月間のランチは外食がかなわず、毎日毎日お弁当持参でした。
欠かさずお弁当に入れた2品。
梅干し、その名も「かあちゃん梅干し」 。
角田市の氏家裕子さんが塩と赤しそだけで漬けたもの。無添加ならではのすっきりした味です。
そしてもう1品。
「しそ巻き味噌」胡麻・くるみ入り。美里町の齊藤貴浩さんの手作り。
甘口と辛口があって、私は甘い中にピリッと辛さがある辛口が気に入っている。
以前レストランのシェフをされていた齊藤さんが、自家栽培の大葉を使って
丁寧に作る「しそ巻き味噌」の味は確かです。
お二人とも震災後すぐに仕事を再開なさいました。
みんな頑張っているんだと感じられる事は震災直後の大変な時期、大きな励みになりました。
以来この2品は我が家の定番になりました。
もちろん購入先はほまれフーズ。 (和泉)
宮城の「凍みシリーズ」、 丸森産「へそ大根」が入荷。
「凍り大根」「凍み大根」とも呼ぶ、 丸森町筆甫(ひっぽ)地区の名物品。
なぜ「へそ大根」と言うかは、見ての通り、その姿から。
大根を輪切りにし、ゆでて、長い串に刺して、軒下につるし、2週間~1ヶ月寒風にさらす。
何人かの生産者の方がすべて手作業で作っている為、数量限定。
今年はまだかと入荷を待ちわびていた。
去年の冬の、確か焼酎のテレビCMで見た、
湯気ホカホカのおいしそうな煮物の映像が 強く印象に残っている。 (和泉)
岩出山の凍り豆腐。凍み豆腐(しみどうふ)の呼び方の方がなじみがあるかもしれない。
宮城県産の大豆で、重曹など膨軟剤を使わずに、昔ながらの製法にこだわってつくられている。
「滋味」ともいうべき素朴な味わいでなつかしい。
煮物もいいけど、細切りにして白菜とか大根とかと具沢山の味噌汁もいいなぁ。
買って帰ろう~っと。 (和泉)