キャビアである。ロシア産である。 高いのである。
どのぐらい高いかというと、この50gのキャビア1缶の値段は、例えば玉ねぎなら100キロ分の金額と同じだ。 だから、キャビアの注文はうれしいのだ。そりゃ、50グラム運ぶのと、100キロを運ぶのでは誰だって・・・ねぇ。
キャビアにはチョウザメと同じ名前がつけられている。粒の大きい順にベルーガ、オシェトラ、セブリューガ。値段もその順番に高い。写真のキャビアはオシェトラ。
ブリニと呼ばれる小さいそば粉のパンケーキを焼いて、サワークリーム(クレーム・ドゥーブル)をぬり、キャビアをのせてパクリ。この食べ方がシンプルでおいしくて、好き だ。またぬって、のせて、パクリ。何枚でもいけます。いけます・・・って言ったって、いけませんけど。高すぎて。
そういえば、以前は1.8キロのキャビア缶なんていうのもあったなぁ。こんなに高くなってしまった今で もあるのだろうか。 (和泉)
蔵王高原夏いちごでジャムを作った。
レシピは雑誌に載っていた「オーボン・ヴュータン」のパティシエ河田さんの。とても簡単。
苺に半分の重量のグラニュー糖をふりかけ、24時間おく。苺からたっぷり水分がでてしっとりするので、あとはアクを丁寧にとりながら煮詰めるだけ。コツは鍋のそばを離れないこと、というありがたいレシピなのだ。
今回は砂糖の量を少なめにしてみたが、上出来だ。夏いちご、酸味も甘みもひ けをとりません。 自家製ジャムはおいしくてあっという間に食べてしまう。写真の瓶の残量がそれを物語る。
休日の朝食を夏苺ジャムで楽しんだ後、部屋の掃除中にまた新しいジャムのレシピを見つけた。 以前古本屋で買ってそのままになっていた「アリス・B・トクラスの料理読本」を手に取りパッと開いたら、なんと偶然、苺ジャムのページ。彼女のレシピはこうだ。
苺と同量の砂糖をやさしくかき混ぜ、まぶし、24時間おく。(ここまでは似てる)
余分な砂糖と、染み出た汁を捨てる。
中火にかけ、やわらかくなるまで静かに煮る。
火を止め、アクをすくい苺だけを瓶に入れる。
鍋に残ったシロップを再び火にかけ、どろっとなるまで静かに煮る。
瓶にシロップも入れる。
仕上がりの違う苺ジャムが出来そうな気がする。次はこれで作ってみよう。
オレンジ果汁と苺で作る冷たい苺のスープのレシピも見つけたし。
今年の夏は蔵王苺で楽しもう。 (和泉)
蔵王から、とりたてのフレッシュなセルフィーユが届いた。
セルフィーユはセリ科のハーブ。英語読みではチャービル。
葉の形はイタリアンパセリに似ているが、より繊細な感じがする。
味も甘みがあってやさしい。
そのままちぎってサラダにトッピングしたり、オムレツに入れたりする。
レースのような葉が美しい。 (和泉)
これは「たらふくどうふ」という名のおぼろ豆腐。なんと800gもある。
ドーンと大鉢に出して皆ですくって食べてもいいだろうし、1人前づつにすれば何人前も取れてお得。
もちろん、山形産大豆使用。
お次はミニカップ豆腐。直径6センチ、厚み2センチのミニサイズ。
上のビニールをはがし、さかさまにしてポンとお皿にあける。
きめの細かい豆腐ムースのような舌触り。この少量がありがたい。
そして最後は夏にぴったりのかんてん豆腐。
甘めのかつおだしのタレがついている。
そのタレで食べるとおうどん風。私はポン酢とわさびで食べてみた。さっぱりしておいしい。
もちろん生姜でも。
冷た~くしてどうぞ。 (和泉)
毎年のことだが、梅雨の頃から国産いちごの入荷量が減り、7月ともなれば、あるのは海を渡ってきたアメリカ産いちごだけという状況になる。
ところが!!今年は良いニュース。
宮城蔵王で育てている夏いちごを分けてもらえることになったのだ。
本日初入荷。
この蔵王高原の夏いちご、詳しくは近日中に当ホームページ「宮城の食材」にて特集いたします。
ご期待下さい。 (和泉)