グリーンゼブラトマト。
この緑のまま完熟する。さっぱりとした酸味と淡い甘みがあり、思ったより(失礼!)おいしい。
甘い赤いトマトと組み合わせてサラダもいいかもしれない。
皮の縞模様を生かして何か考えたら面白そうだ。
産地は京都。ということは京野菜のひとつといえるのか?
和食の献立に登場させても美しいだろうな。 (和泉)
初めて見た。羊の小腸。
塩漬になっていて、綿テープのように棒に巻きつけてある。腸は無色で薄い。黄色く見えるのは棒の黄色が透けているから。
仙台近郊の工場で作られている羊腸の塩漬だ。ソーセージを作るお客様から問い合わせがあり、取り寄せた。これで作ればまさに腸詰。小腸は細くて薄いので柔らかく、かじるとパリッと音のするソーセージができるそうだ。
それにしても・・・、羊。
ラムといい、マトンといい、とてもおいしい。羊のチーズ、これまた美味。お腹に入れるものだけでなく羊毛だって、私たちの日常生活になくてはならない。
あんな可愛い顔をして、エライぞ!!羊。 (和泉)
宮城や岩手で栽培されている小麦「ゆきちから」の粉。地元で栽培し、製粉されたいわゆる「地粉」である。
宮城野区にあるイタリアンレストラン「ガヤルド」のシェフ明石さんがこの「ゆきちから」を使ってパンを試作している。
地粉は輸入小麦に比べるとグルテン質が低めなのでパンを作るのは簡単ではないらしい。粉をお届けした翌日の午後、試作のパンを頂いた。
フォカッチャ風のパン。オリーブオイルと塩がきいている。膨らまなくて大変だと聞いていたのでパンが届いた時に、え~ッ、もうできたの!と驚いた。強力粉にゆきちからを10%混ぜたという。「だんだん配合率を上げていきますよ」と明石さん。
そして数日後。
今度は2種類のパンが届いた。写真上はゆきちから80%、下は50%とのこと。事務所の皆で、こっちがおいしい、いやこちらが好きなどと言いながら試食。うれしいことだ。
1回目の試作パンを頂いた時、「違う地粉も探してみましょうか?」と言うと、「いや、もう少しゆきちからの性質を見たいので」とおっしゃった。明石さんの姿勢と熱意に感服。 (和泉)
デパ地下や駅ビル地下に行くと立ち寄る惣菜売り場がある。
野菜をふんだんに使ったサラダなどが並ぶ。野菜の選び方、肉や魚貝との組合わせ方、野菜のカットの仕方、ドレッシングの工夫など、興味深い。京野菜など和の物も積極的にメニューに取り込んでいる。野菜の使い方の参考になる。
30品目サラダとか15品目サラダとか、家庭じゃとてもそんなに食材揃えられませんっ!、というメニューもある。
さあて、食材と見た目は判ったけどお味はどうでしょう。これは買ってみないと判りません。
というわけで買ってみる。控えめな味付けでなかなかよろしい。一口目がおいしくてだんだん飽きてくるという、出来合いものにありがちな物とは違う。研究しているな、と思う。
本日は小茄子の一品を試してみた。小茄子を丸ごと素揚げし、にんにく風味の胡麻油と醤油のドレッシングでマリネ、浅月を散らしてある。うん、おいしい。
これも勉強、仕事のうち・・・、大義名分の下、こうして私は家事の手抜きをしている、のだ。(和泉)
大河原町は桜の名所である。「一目千本桜」として全国的に有名で、桜の時期にはすごい賑わいとなる。
それに比べると知名度は低いが、大河原町は梅の里でもあるのだ。その歴史は平安時代にさかのぼる。歌人、藤原実方(さねかた)が歌に詠んだことから、「梅が枝荘」と呼ばれ、代々植え継がれた梅が金ケ瀬地区に多くある。
その梅とグラニュー糖だけで作ったのが「梅しずく」。添加物なしの梅ジュースだ。
お湯や水で4~5倍に割って飲めば簡単に自然の梅エキスが味わえるし、もちろん焼酎割りやソーダ割りにも。ヨーグルトに入れてもおいしい。
またゼラチンや寒天で冷やし固めてデザートにもいい。梅シャーベットやアイスクリーム、手作り豆腐の素を使って梅豆腐というのはどうだろうか。
夏バテ予防に、梅の力を借りよう。 (和泉)