カウンター越しに、はいっ、と手渡された。国分町稲荷小路の「こまつや」さんでの事。
秋田産の「食用ほおずき」だ。
外皮を開くと黄色い実が見える。観賞用のほおずきとは全然違う。
ほまれフーズでも扱っているので見たことはあるけれど、食べるのは初めて。
思った以上に水分があって驚く。
甘くておいしい。
「種を噛み砕いて食べると体にいいそうよ」と言われて慌てて口中の種を探すが、
判らないほど小さいのでほとんど喉を通った後だ。2、3粒ほどプチプチと噛んでみる。
「食用ほおずき」ってこんなにおいしいのか・・・。
ヨーロッパでは盛んに栽培されていて人気らしい。
そういえば8月5日のブログに載せた、イタリア産のバルサミコソースのラベルの写真にも
ほおずきがチョコレートケーキと一緒に写っていたっけ。
「こまつや」さんではパウンドケーキに焼きこんだり、チョコレートコーティングしたりして供している。
羽子板の羽根そっくりのチョコレートは形も愛らしいが、パリッとチョコレートの皮を破って出会う
ほおずきの甘いみずみずしい汁が意外性があって楽しい。 (和泉)
初入荷!!「フィグ・ノワール」、カリフォルニアの黒いちじくだ。
皮が濃紫色で小ぶり。3~5センチ位。もっと小さいのも混ざっている。
初めて見る目には、貧弱にも映る。
しかし、食べてびっくり。日本のいちじくとはずいぶん趣がちがう。
コクのある深い甘みとねっとりとした舌触り。
生なのに、セミドライのいちじくのようだ。美味しい。
カリフォルニアの暑く乾燥した夏と、雨の多い冬は黒いちじくの生産に最も適しているのだそうだ。
この黒いちじくの収穫期は7月初めと8月下旬からの2回。
これからひと月の楽しみ。 (和泉)
夏休みで沖縄に来ています・・・・・な~んてこと言ってもバレなさそうな光景。
でも、実はここは芋沢、仙台市内なのだ。ドラゴンフルーツを栽培している。
サボテンの葉にこんな風に実がついて、やがて赤くなっていく。
ドラゴンフルーツはサボテンの果実のピタヤの一品種につけられた商品名だそうだ。
皮は赤いが身は白い物、皮も身も赤い物、皮が黄色いものなど数品種ある。
これは皮も実も赤い物。見事な赤、滴るようなみずみずしさ!!
濃厚な甘さを想像させるが、味はあっさり。
樹で熟したものはもっと甘みが強いそうだが、是非、「これがおいしいドラゴンフルーツだぁ」
というのを味わってみたい。 (和泉)
桃が好きだ。
果物の中で一番好きかもしれない。
おいし~い桃に出会えた時のヨロコビとシアワセは、もう・・・・。
あの甘さとやわらかさ、そしてみずみずしさ。
でも、残念ながらそんな桃に出会えるのは年に数回かな。
そんな私の桃好きを知っている母からど~んと1箱届いた。
桃は沢山あっても、日持ちしないのでなんとかせねば。
そこで煮ることに。桃のコンポート。
果物は皮と身の間がおいしいのよと言われて育ったので、皮付きのまま煮た(ホントは手抜き)。
初めての割にはおいしく出来ました。桃の缶詰のよう。
そういえば、桃の缶詰は子供の頃、病気の時のごちそうだった。
食欲がないと、桃の缶詰を開けてくれる。でも具合の悪い時にはあまりおいしく感じられない。
ああ、もったいない。元気な時に食べたいなぁと思ったものだ。 (和泉)
あいにくの雨の休日。
おとといから砂糖をまぶしておいた蔵王の夏いちごと牛乳をミキサーにかけてスムージー。
いちごミルク、やっぱりおいしいなぁ。 (和泉)