「行者にんにく」 秋田産。
そのまま味噌で食べたり、さっと湯がいて酢味噌和え、天ぷらもおいしい。
夕べのTVビストロスマップでは
炙った牛ヒレの上に「行者にんにく」をのせて、一緒に食べていた。
あれは、さっと焼いてあったのか?おいしそうだった。 (和泉)
プチ・ヴェール。直径2センチほど。
フランス語で「小さい緑」という意味の名を持つ非結球芽キャベツだ。
フランス生まれとおもいきや、20年ほど前に静岡で初めて栽培されたものらしい。
青汁の原料として知られるケールと芽キャベツの掛け合わせ。
両親(?)の長所だけを引き継ぎ、形は愛らしく栄養価の高い冬野菜だ。
主に、肉や野菜の付け合せとして活躍する。
写真は宮城県産。 (和泉)
もうすぐバレンタインデー。
だから、ではないが、「ショコラ」という名のミニトマトが入荷した。
チョコレートのような茶色がかった深い赤だ。
そしてこちらは、「白雪姫」という名の中玉トマト。
雪のようにとは言いがたいが、確かに白い。
残念ながらどちらも試食する間もなくお客様のところへ。次回は是非。 (和泉)
なんとも色鮮やか。
右上は「珊瑚カリフラワー」「ロマネスク」と呼ばれるカリフラワー。
右下は「パープルカリフラワー」。
左は「ふだん草」。イタリアでは「ビエトラ」と呼ぶ。
「ふだん草」、漢字では「不断草」と書き、葉を摘んでも摘んでも次々と出てくるところ
から、その名がついたらしい。
一般的には軸は白いのが多いが、ビーツの仲間だと聞いて、
鮮やかな赤や黄色の軸も納得がいく。
この写真は福島の生産者を訪ねた時に撮ったもの。
入荷は少し先になるらしいが、待ち遠しい。 (和泉)
山形産の「うるい」。
「うるい」は今や売れっ子の山菜である。
和食、洋食、中華などジャンルを問わず御注文をいただく。
「うるい」を見ると思い出す光景がある。
数年前、奮発して高級な和食店でお昼を食べた時のこと。
低いカウンター越しに板前さんの手元が見える店で、お客は2組だけ。
おまかせで料理を出してもらって、あらかた食べ終えた頃、
カウンターの中では、夜の仕込みが始まっているようだった。
左端では若い板前さんが、酢味噌か何かだろうか大きなすり鉢であたっては、
兄貴分の板さんに味を見てもらっている。
右奥のガス台には使い込まれた大鍋がのせられ、年配の板さんが仕事をしている。
皆静かに仕事をしていて、とても感じがいい。
そのうち、盆ざると袋に入った「うるい」を持った板前さんが現れた。
「うるい」を全部袋から出し、1本ずつはがしながら、長さごとに仕分けしている。
仕分けが終ると、根元をクルクルっと糸で縛り、盆ざるに載せて奥に消えた。
な~るほどねぇ、こうしておけば湯がく時に均一に火が通るし、次の仕事がしやすい。
さすが、プロは違うなぁ、と感心した。
おいしい昼食と、それを供する人たちの丁寧な仕事ぶりに満足して気持ちよく店を出た。
(和泉)
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