イタリアから空輸された野菜、タルティーヴォ。
チコリ(イタリア語ではラデッキオ)の1種で、タルティーヴォとは晩成型という意味だそうだ。
ラデッキオの最高級品。
独特のほろ苦さと肉厚なしゃきっとした食感は加熱しても失われないので
サラダなどの他にもリゾットやパスタ、グリルなど使い道は幅広い。 (和泉)
秋も深まり、キノコが続々入荷している。
きれいな黄金色は「たもぎ茸」。山形で栽培されているもの。
続いて天然のきのこ3種類。
「むらさきしめじ」。
「はつ茸」。
「くり茸」。
天然きのこは形が不揃いだし、掃除も必要。でもやっぱり香りや味はいい。 (和泉)
長野産の「バイリング茸」。
白霊茸、雪嶺茸とも呼ばれる、中国原産のきのこ。
呼び名も姿も、霊験あらたかな感じがするではないか。
この「バイリング茸」と「エリンギ茸」を掛け合わせたものが、「秋田大王茸」だ。
近年、きのこの交配・栽培が盛んでどんどん新品種が登場し、定着している。
きのこの相関図が複雑になっていく分、私たちの楽しみも増えるというものだが、
天然きのこを口にする機会は減ってきている。
昔、近所のおじさんが山から採ってきてくれた、天然の雑きのこを懐かしく思い出す。 (和泉)
近頃、しめじの仲間が増えている。
まずは、「ぶなしめじ」。100gにパックされたものと、1株パック(約170g)のもの。
これが一番ポピュラーで、出荷量も多い。
続いて「ブナピー」。ぶなしめじを改良して作られたホワイトしめじだ。
苦味がなく食べやすい。
「ブナピー」の「ピー」は歯ごたえプルンプルン( Pulun ) のピー(P)だそうな。
こちらのふたつは「はたけしめじ」。
左は宮城県産の「ふうた」。風味がいいのでこの名前になったそうだ。
右は株)雪国まいたけが生産している「丹波しめじ」。新潟産。
名前は違うがどちらも「はたけしめじ」。
おまけに「バラしめじ」。
バラは株についていなくてバラバラだから・・・。勝手につけました。
ぶなしめじのお徳用品。
普段に食べるきのこは、いろんな種類を混ぜて調理すると旨みが増すように思う。 (和泉)
秋はきのこの季節である。
とは言っても、松茸など一部天然きのこを除けば、ほとんどが栽培物で、通年安定して入荷する。
その中でもエノキ茸はジミである。
秋だからと注文が増えるわけでもなく、日々淡々と (・・・か?) 売れていく。
エノキ茸には2種類ある。普通の白いエノキとブラウンエノキ。
ブラウンエノキは普通のエノキと野生種を交配させたもので、新しいきのこだ。
白エノキの3倍のアミノ酸を含んでいるらしい。
今年の出荷数を見ると、日常の通年きのことして定着してきたようだ。
両方混ぜてお浸しなどもいいかもしれないな。 (和泉)
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